ハネハネ居酒屋のり吉くん

一本の電話

2010年03月04日

その日は、たまたま、元町店勤務だった。

そうでなかったら、営業か何かの電話と言うことで、僕には、まわってこなかった電話だと思う。

電話口の向こうからは、緊張した、若い男の子の声が聞こえて来た。

「中小企業の寄付活動とマーケティング」をテーマに論文を書いてる大学生だと電話の向こうの彼は言った。

ボルヴィックがやっていた、ボルヴィックを買ったら、アフリカの子供達に安全な水が届けられる。て言うボルヴィックの寄付活動に興味を持った彼は、色々調べるうちに、小さな会社はどうなんやろ？と、論文のテーマを決めたらしい、そして、インターネットで『のり吉くん』の白保サンゴ村への寄付活動が検索に引っかかって来て（インターネットすげーぜ）、うちのホームページを見て個性的なお店だと感じて、経営者の人と話したいと、

勇気を出して電話をかけて来たのであった。

こんな風に勇気を出して電話して来る人に興味が湧かない訳がないってもんす。

協力しますよ、役にたつかどうかは知らんけど…

だって、これって凄いご縁やない？たまたま元町店勤務やったからやでぇ～

ひと通り、彼の質問に答えた後で、今度は、僕が彼に質問した。

何と彼は、日本人だけど、タイの大学生。

バンコクの日本人が経営する居酒屋でバイトしながら大学に通ってるねんて。

僕もバンコクのスクンビットに１週間おった事あるねん。

今は休みで実家に帰って来てます。と。

実家は神奈川の田園都市線のあざみ野ですって、僕、あざみ野やら、たまプラーザやら、青葉台で東京に行ってすぐバイトしてた事あんねん！（町田に住んでたからね）

たまたま、かかって来た電話で、何かこんだけ共通のキーワードが出てきたら（２個やけど、テンション上がってますから(笑)）、ただの偶然とは思えん気ぃしてくるやん。

何かのご縁やで、絶対！

そう僕が興奮気味にゆうと

「勇気を出して電話して良かったです。神戸に行く事があれば必ず寄ります！ありがとうございました。」

なんとも、清々しい気分にさせてくれた電話でした。

名前も知らない、タイの大学生の君よ!!

のり吉くんは、君の事を応援しています！タイでがんばれよ！

いつか本当に会えたら、めっちゃ素敵な事やね。

人生の楽しみがひとつ増えました(^-^)v