ハネハネ居酒屋のり吉くん

鍵事件ＪＡＦまで呼んでもた編

2009年11月29日

前回よりのつづき

鍵はない。

メットインの中には、大事なものが入ったカバン。

カバンは救出したい。

どうしたら、鍵があく？

そや、ＪＡＦを呼ぼう！

原付でＪＡＦ？鍵の救急車でもええんちゃう？

しかし、のり吉くんはＪＡＦを呼んだのであった。

一時間後に、あのぎょうぎょうしいＪＡＦの車がやって来た。

車から降りて来た、ＪＡＦの人は次長課長の河本そっくりで笑いそうになったけど、我慢。

河本はちゃいちゃい作業して、鍵はオープン。

「・・・」

「ない」

これまで解決!と思ってたのに、ない。

やっぱり、つけっぱなしで持ってかれたか…

まあ、カバンは救出したし、このまま原付さえここにあってくれたら、明日、家にあるであろうスペアキーで乗って帰って、後のキーも全部また作って…

よし。解決!仕事に戻ろう！

のり吉くんはめでたく仕事に戻りましたとさ。

めでたしめでたし

その日の仕事が終わり、家でくつろいでいた午前５時

携帯がなった。

元町店・店長の幸太から。

なんや？なんかトラブルか？

あわてて携帯をとる。

な「お疲れさまです。中村です」

の「どないした？なんかあったか？」

な「いや。何もないです。ってか、ありました。」

の「なんや？ないけどあったって？」

な「鍵ありました」

の「マジで！うそー!ラッキー!よかった！で、どこあったん？」

な「僕のカバンの中にありました」

鍵はなくなってませんでした。

大切なものは意外と身近にあるものです。

ってな話ではございません。

ちゃんちゃん

おしまい。